第4回 勉強は脳とハートでするものだ!
こんにちは。育進書籍の國井です。
前回は環境を変えて勉強をしましょう。という話をしました。
どうですか?暗記ははかどりましたか?
今回は脳と気持ちの話をしたいと思います。
「好きだという気持ちが脳をフル稼働させる。」
何かを嫌いだいやだとストレスを脳に与えると、判断力や記憶力など、脳の機能が働きにくくなります。
ただし、脳はすごく賢い一方、とても騙されやすいものです。
だからだますんです。
今からやることを好きだと思い込む。それで解決です。
実際に勉強をする前に好きなところを探しても良いです。
歴史を勉強しなきゃ・・・いやだな。面倒くさいな・・・
から
(歴史)この人なんか面白そう!この人に注目してみよう!
(英語)とりあえずふざけて外国人っぽく読んでみよ!!
とかね。
そうすると暗記が捗ります。ぜひ試してみてくださいね。
次回のテーマは『継続は力なり?』です。
今回も読んでくれてありがとう。
ではまたね。
第3回 もっと楽して暗記したい!
こんにちは。育進書籍の國井です。
前回は記憶のゴールデンタイムを使おう!&忘却曲線を意識しよう!という話をしましたね。
どうですか?1週間やってみると変化が少し実感できたと思います。
その調子で習慣化してくださいね。(第1回 勉強にやる気は必要ない!を参考に)
さて今回は他にもある暗記のコツをお伝えします。
参考になったらうれしいです。
・勉強の環境を変える。
脳の海馬という部分が暗記したことの要・不要を決めています。
だから海馬を刺激すると良いのです。
正確に伝えると、感情を司る扁桃体を刺激すると隣の海馬が刺激されるという流れです。
映画を何か思い出してください。ドラマでも良いです。
そうすると感動(心動いた)シーンが思い出されると思います。
感情と記憶は近い関係にあるんです。
だから環境を変えて感情の部分を刺激し記憶に残りやすくするのです。
これを書いている今日、ここ千葉県はとても天気が良いです。
こんな日はのんびり公園にでも行って、暗記してみませんか?
次回のテーマは『勉強は脳とハートでするものだ!』です。
ではまたね。
第2回 暗記に努力は必要ない!
こんにちは。育進書籍の國井です。
第2回は暗記に努力は必要ない!です。
努力が全く必要ないというつもりはありません。
ここで伝えたいのは、ただがむしゃらに頑張るのではなく、戦略を立てましょうってことです。
そうすると、本当に少ない労力で多くのものを暗記できます。それでははじめましょう。
暗記で利用したいのが
・レミニセンス現象
・エビングハウスの忘却曲線
の2つです。
レミニセンス現象
寝ている間に脳内の情報が整理される現象・・・この力を最大限にいかす勉強方法は『寝る前の時間(15分程度)を暗記に使うこと』です。
記憶のゴールデンタイムとも呼ばれています。
この時注意するのは、徹底的に頭に入れる!という感じではなく
「ざっと確認」
程度で良いです。
きっと15分だと20語くらいの暗記になると思いますが、もっとざっとで良いです。
60語くらい(4語/1分)のペースくらいざっとです。
あとは脳の整理する力にゆだねましょう。
ちなみにスマホやパソコンでやると脳内の興奮物質が出るので、質の良い睡眠を邪魔します。避けましょう。
エビングハウスの忘却曲線・・・脳が暗記したことを思い出す効率の話です。
これは興味があったら検索してみてください。
「復習の効率の良い方法」
がわかります。
暗記の力には個人差があるので、不安な人はその期間を短くすると良いでしょう。
以上今回は2つです。暗記には努力よりもやり方が重要だとわかっていただけたと思います。
次回のテーマは『もっと楽して暗記をしたい!』です。お楽しみに♪
第1回 勉強にやる気は必要ない!
こんにちは。育進書籍の國井です。
このコラムは学生が抱えている悩みに少しでも力になれればと始めました。
更新を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
記念すべき第1回は勉強にやる気は必要ない!です。
よく授業をしていて「やる気が出ない」という悩みを相談されます。
確かにやる気には波があって、それを安定させるのは至難の業・・・ではどうしたら良いのでしょうか?
少し難しい話をします。
人間の脳には作業興奮というものがあります。なんとなく始めたことがなかなかやめられない、ということです。
皆さんにもこんな経験がありませんか?
・部活の練習前にはやる気がなかったが、練習が始まったら知らない間に頑張っていた。
・なんとなくyoutubeをみていたら1時間が過ぎていた。
・読書をしていたら時間を忘れて集中していた。
このような経験は脳内が作業興奮を覚えているからです。
勉強にもこの作業興奮を使うと良いです。
具体的には「やる気があっても無くても始める習慣だけつける」ということです。
いったんはじめてしまえば勝手に脳が集中します。
例えば、
・学校から帰宅したらすぐに部屋に向かう
・学校から帰る先は塾
・学校が終わってから必ず図書室(図書館)による。
などです。
空腹状態の方が集中力はありますから、出来れば夕飯の前に組み込むと良いでしょう。
次回のテーマは『暗記に努力は必要ない!』です。